OBSでYouTubeのライブ配信をする方法 (2024年版ガイド)

多くのプラットフォームでライブ配信が可能ですが、YouTubeはその代表格とも言える存在です。現在、YouTubeのライブ配信はますます発展しており、Twitchに対抗する強力なライバルとなっています。多数の登録者を持つ有名なYouTuberともなれば、YouTubeはライブ配信を行うのに最適なプラットフォームであるはずです。

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今回取り上げるのは、OBSを使ってYouTubeでライブ配信をする方法です。ここではゲームのライブ配信をご紹介しますが、YouTubeで行うどのようなライブ配信にも利用できます。以下の手順を読んで、望み通りのライブ配信を実現させましょう。

OBSを使ったYouTubeでのストリーミング

1. OBS（Open Broadcaster Software）のインストール
2. ストリームキーの取得とOBSのセットアップ
3. ストリーム情報の設定
4. YouTubeでライブ配信を開始

ステップ1: OBS（Open Broadcaster Software）のインストール

OBSは動画撮影やライブ配信に使われるプログラムで、ライブ配信で非常に人気があります。ゲームの出力を取り込み、YouTubeやTwitchにストリーミングします。OBS公式サイトからダウンロードし、お使いのデバイスにインストールして下さい。

OBSのセットアップは非常に簡単ですが、さらに使いこなすための高度な設定もあります。使用前に設定を行う必要があります。

一般的に、録画ソフトとゲームを同時に起動させても、そこそこ良い性能が得られると言われています。低価格帯のシステムをお使いの場合は、録音ソフトの設定や画質を可能な範囲で調整することで、希望の質に近付けることができます。それでも、効果的なストリーミングにならないことがあります。

ステップ2: ストリームキーの取得とOBSのセットアップ

この段階で、ストリームキーを取得し、それを使ってOBSをセットアップします。

YouTubeのストリームキーを探すには、以下の手順を実行します。

1. YouTubeにサインインします。
2. YouTubeのプロフィール画像をクリックし、「YouTube Studio」に移動します。
3. 左のリストから「Creator Studio Classic」を クリックし、ウィザードに従ってCreator Studioを開きます。
4. 「エンコーダ配信」→「ライブ配信」でストリームキーを探します。そして、このYouTubeのストリームキーをコピーします。

次に、このストリームキーでOBSの設定を行います。

1. OBSを起動します。
2. 自動設定ウィザードが表示されます。ウィザードに従っていくつかの設定を行い、次のインターフェースでストリームキーを入力します。まず、「サービス」の項目で「YouTube / YouTube Gaming」を選択し、「ストリームキー」に先程コピーしたYouTubeストリームキーを貼り付けます。

このストリームキーを使うことで他の人もYouTubeでライブ配信を実行できてしまうので、自分のストリームキーは秘密にしておかなければなりません。ストリームキーが破損していて使用できない場合は、YouTubeのダッシュボードからリセットして下さい。

ステップ3: ストリーム情報の設定

毎回、ライブ配信を開始する前にストリーム情報を設定する必要があります。TwitchとYouTubeではその方法が異なります。

Twitchを使用する場合は、プレイするゲームを選択し、ストリームタイトルを設定します。YouTubeでは、ライブ配信は動画と同じように設定し、サムネイル、タイトル、説明など通常の動画と同じメタデータがすべて必要です。

ライブ開始前に配信設定をテストしたい場合は、必要に応じて公開・非公開・限定公開を設定します。

その他にも、配信情報の設定ができるオプションがあります。

配信の管理:

DVRの有効・無効、ライブ配信終了後のアーカイブ化、遅延の設定に使用します。遅延は、配信時のスナイピングを防ぐために設定できます。

詳細設定:

チャットオプションでは、スローモードを有効にしたり、非会員のチャット（YouTubeのTwitchサブスクとして）を停止したりといった設定が可能です。

ステップ4: YouTubeでライブ配信を開始

この3つの手順が終わったら、OBSで「配信開始」をクリックして、ライブ配信を開始します。YouTubeのダッシュボードで、ライブ配信中であることを確認できます。

ヒント:

YouTubeアカウントで収益化が有効になっている場合は、ストリーム上の広告を有効にすると、視聴者がチャット中に投げ銭できるようになります。2台目のモニターにダッシュボードを移動すると、ライブ配信しながらチャットを読むことができます。

最後に

この記事を読んで、OBSを利用したYouTubeのライブ配信についてお分かりいただけたかと思います。他に何か質問がございましたら、コメント欄にお寄せ下さい。