YouTubeなどのSNSは、教育コンテンツの共有や学生へのさらなる学習機会の提供において重要な役割を果たしています。MiniToolのこの記事では、YouTubeでおすすめのエンジニアチャンネルをまとめています。
ほとんどのYouTube動画は、学術論文を書くための情報源として使用することはできません。それでも、工学的なトピックを簡単かつ直感的に理解するのに非常に役立ちます。
今回は、YouTubeでおすすめのエンジニアチャンネルをご紹介します。ぜひお読み下さい。
1. The Engineering Mindset
The Engineering Mindsetは、2015年にポール・エバンスが開設したチャンネルです。学生やエンジニアなどが技術工学について学べる、短く分かりやすいチュートリアルを提供することを使命としています。
その主な目標は、エンジニアリングのあらゆる側面についての包括的な情報源となること、オンライン学習に役立つツールとなることです。動画では、技術用語を極力避け、分かりやすいイラストやアニメーションを活用して、オンデマンドでのオンライン教育を通じて各トピックの要点を伝えられるようにしています。
2. Veritasium
Veritasiumも、今回ご紹介するおすすめのエンジニアチャンネルです。科学や教育についての動画も含まれています。クレイジーな実験がたくさん収録されているので、それを観てどうなるか興味を持つことでしょう。
このチャンネルは、物理学者のデレク・ミュラーが2011年に開設したものです。特に興味深いのは、科学に関するよくある誤解についての幅広い議論です。2010年以降、1340万人の登録者を獲得しているのも納得のチャンネルです。
3. SmarterEveryDay
2007年に開設されたSmarterEveryDayは、アメリカのエンジニアであるデスティン・サンドリンが司会とナレーションを務め、現在は数百万人もの登録者を獲得しています。工学に基づいた科学的な発見と探査をベースにしたエピソードとなっています。
サンドリンは、航空宇宙工学のバックグラウンドを持つ、宇宙と飛行の愛好家です。単純なエンジニアリングから「建物はどのように立っているのか」「重力を光に変える」「音響浮遊」などの数学的な問題まで、幅広いトピックを扱っています。
4. Engineerguy
125万人の登録者を持つEngineerguyは、近年の活動は少なくなっていますが、以前投稿された動画は今も役に立ちます。
2010年、大学の工学教授であるビル・ハマックが開設しました。科学と技術への熱意と知識が反映された動画で、複雑な技術情報を簡素化することを目的としています。
気さくな語り口が動画の魅力にもなっており、内容も分かりやすいです。動画では「電子レンジの仕組み」「レーザーの仕組み」「プラスチック射出成形」など、基本的な科学理論を取り上げています。
5. Lesics
Lesics(旧称: Learn Engineering)は、2012年にサビン・マシューが開設したチャンネルです。600万人近い登録者を持ち、限られたリソースや無限のリソースを使用してエンジニアにできることをテストする情報チャンネルです。
さらに、新しい科学的・工学的設計の可能性を探り、エンジニアが利用できるさまざまな分野に特化した視覚情報も提供しています。
6. Real Civil Engineer
Real Civil Engineerは、興味深いアプローチでエンジニアリングに取り組んでおり、特に物理法則を駆使したとんでもない状況をテストするような、面白い仮想実験を行っています。
このチャンネルは、巨大構造物からゾンビの生存に至るまで、土木技師が世の中で何ができるかを検証しています。科学や学習に対する強い関心は、娯楽であると同時に啓蒙でもあります。
7. Engineer4Free
Engineer4Freeは、YouTubeで人気の高いエンジニアチャンネルの1つで、材料力学、構造解析、経営工学、プロジェクト管理などのトピックについて、エンジニア向けに詳しい解説を行っています。
他にも、多くのトピックを取り上げており、エンジニアや学生にとって有益で正確な情報を提供する無料動画が500本以上あり、資料としても優れています。
8. Engineering Institute of Technology
EITは、ウェビナーを録画してYouTubeに投稿しています。この分野のリーダーは多くのトピックを取り上げているため、参加者はウェビナー終了後、いつでも質問できるようになっています。
以前のウェビナーを見逃した場合でも、このチャンネルを訪れて視聴することができます。
9. MIT OpenCourseWare
MIT OpenCourseWareは、講義、情報、トーク、ディスカッションを配信する、オンラインのSTEMリソースとして広く知られています。
ほとんどは一般向けに簡素化された内容ではありませんが、利用しやすいです。特定のトピックやアイデアに苦戦しているエンジニアにとっては、このチャンネルでレビューしている学術論文の理解を深めるのに役立ちます。
最後に
YouTubeは、世界中でトレンドとなっているさまざまなコンセプトを学び、知識を向上させるのに最適な無料のオンラインリソースで、エンジニアにとっても非常に有益です。上記でご紹介したエンジニアチャンネルに登録することは、エンジニアリングのスキルを向上させるのに役立ちます。